読んだ→「白衣の英雄」No.010 – (勝手に仮タイ:シュリス屋敷の襲撃)

読んだ→「白衣の英雄」No.010 – (勝手に仮タイ:シュリス屋敷の襲撃)
http://nemuiyon.blog72.fc2.com/blog-entry-27.html


> これだけの出血量では助からない、と。
> 「こらこら、医者でもないのに勝手に死ぬと決めるな。
> おそらく、今視界にいる範囲で私に助けられない人間はいないぞ」

>
というわけで、異世界召還物の定番の一つ、輸血。
「輸血という物がいまだ存在しないこの世界の人間にとっては、神の御業に等しい」
ってヤツは、王道で読み返したくなる一説なので紹介。

・・・ただ。うーん、、、
ルミナス・アークライトの戦いっぷりとか(煽りも作戦)、
シェリス・テオドシア・フォルンの「残念でしたね。あと数日襲撃が早ければ今ので決まっていました」とか、
あちこち惹かれる場面展開や台詞回しがあるんだけど、、、、
なんつーか薄いんだよなぁ。ソレが残念。

文章量は読み応えあるし、飽きずに読み続けてします魅力はあるんだが、、、
もう一声。そんな物足りなさがあって、、、ちょっと残念。

読んだ→「歩く武器庫の異世界記」No.014 #narouN8296DR

読んだ→「歩く武器庫の異世界記」No.014 #narouN8296DR
http://ncode.syosetu.com/n8296dr/15/

何度か読み返したいストーリー回なのだが、、、
「~が良い、コレがグッと来る」、と言えない不思議。

あ、秘密を共有できる仲間ゲットー、の回です。

そうねぇ、、、前話で使った治療薬(ナノマシン)の恐るべき効力、
からの秘密共有する相手、そして仲間へ、、、のくだりが、
王道だけどやっぱ好きなのかなー。


> 「そ、それは大袈裟じゃないか? ほら、傷を治す魔法だってあるだろ?」
>
> 「確かにただ傷を治すだけなら、高位の回復魔法や
> 最高品質のポーションでも出来る……だが、クルトの傷薬は私の古傷まで治したんだぞ?」
>
>  昔の傷跡まで治ったってことか? 女性としては嬉しいかもしれないが、
> それだけでエリクサー並みってのも変な話だ。
>
>  そう思っていたら、追加でシェーンの説明が入った。
> 彼女はある出来事で右腕に重傷を負い、日常生活に支障が出ないまでには回復したものの、
> 激しい動きを続けると発作のようなものが起きて一時的に右腕が動かなくなったりする
> 後遺症が残ったのだという。

時間切れ。
もう少し感想書きたいんだけど、言葉に成らないので、ここまで。

読んだ→「歩く武器庫の異世界記」No.013 #narouN8296DR

読んだ→「歩く武器庫の異世界記」No.013 #narouN8296DR
http://ncode.syosetu.com/n8296dr/14/


> 「一体何を使ったんだ……!?」
>
> 「俺の故郷の傷薬」
>
> 驚愕し尋ねてくる彼女に俺は一言で答えておく。
> シェーンは、まだ信じられないといった様子で傷があった場所の皮膚に指で触れている。
> 俺が使ったのは、ATWの回復アイテムである医療用ナノマシンだ。
>

異世界転生での王道「(今の世界よりも)ずっと進んだ医療技術」キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
王道はやっぱり良い、ってことで拾い上げ。
この「治療が自動化されて完結している」ってのが、
「ずっと進んだ医療技術の凄さ」を発揮するのに必要不可欠なんだろーなー。
全自動。


> 「ぐあぁ!?」
>
>  突然背後から聞こえたディックの叫びに驚き振り返ると、
> なんとシェーンがディックの右足に長剣を突き刺している光景が目に飛び込んできた。
> ディックは足も覆う重厚な金属鎧を身につけていたが、
> 彼女は稼動する関節部分の隙間を狙って正確に切っ先を刺し込んでいる。
>
> 「……!」
>
>  渾身の力を込めて剣を突き刺しているシェーンと目が合った。
> 今だ、と彼女が言ったような気がした。
>

シェーンとの共闘なのがイイ♪
ディックは強者として描かれているので、クルトだけで倒してしまうとどうも、ね。
前話で「めまいがする」と本調子でないシェーンがそこまで動けるの?
って疑問はありつつも、「渾身の力を」でまぁ、そういうことだろう。
イキオイは大切ー。

読んだ→「ライブダンジョン!」No.140 – 無限の輪マウントゴーレム戦:観戦 #narouN6970DF

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第三章の最終回。これは余韻を楽しむ回、かな。
第三者の目から見た、無限の輪のマウントゴーレム戦。

この件(くだり)がグッと来る!ってのは無いけど、
全体としてニマニマとゆるりと楽しめる話。


> 「ふむ、そうだな。
>  それにしても、ツトムの支援は相変わらず乱れがないな。見ていて気持ちがいい」
> 「確かにそうね。まるで見世物みたい」
>
>  迷宮マニアの婦人は流れ星でも見ているように努が飛ばす支援スキルの数々を眺めていた。
> 同じような立ち回りのステファニーも中々良い評価を受けていたが、
> たまに味方の動きに合わせられず乱れることがある。
>
>  しかし努の支援は神台から見ても乱れは全くない。やたらめったに動くハンナにも
> 青いヘイストは外れることなく当たり、ダリルにも黄土色のプロテクを正確に
> 上空から落としている。滞りなく行われる効率的な上空支援に、
> その夫婦は一種の美しさを感じていた。
>

務の評価、また上がりましたー。
まぁ一部の人々の間で、ですけどね。
玄人好みな廃人プレイw


> 「なんだあいつ! すげぇな!」
> 「えっと、避けタンクだっけ? 凄いじゃん! まだ一発も喰らってないよ!?」
>

外向けには「避けタンク・デビュー戦」になるのかなー。

 

 

そんなこんな、三章の余韻に浸りながらゆるりと楽しめる回ですねー。

読んだ→「ライブダンジョン!」No.138 – 死んでからが本番 #narouN6970DF

読んだ→「ライブダンジョン!」No.138 – 死んでからが本番 #narouN6970DF
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務の判断が、情に流されたものじゃなくて、
理詰めでパーティーのことを考えた結果として
「リスクを取った」判断なところ、イイ!
そして、散りばめられた伏線を一気に回収されたのが心地よい♪


> No.70 – 第二章 クズPT
> 「初めて挑む階層ではPTが崩れることなんて大いにあり得ることです」
>

ステファニーへ言った務自身が、「PTが自滅で崩れた」ケースをココで披露とは!
タンクのヘイト集めが2人とも機能して無い状態からの立て直し!
これを本番でやりとげたヒーラーって未だ居ないのでは?!
迷宮マニアとステファニーの視点をぜひ見たい~♪
# 残念ながら、観戦回ではステファニー出てこずー。残念(大事なことなので2回言った。


> No.135
> それは彼女が持っている弓の中でも中々貴重な物で、火竜戦に用いられていたものだ
>

しっかりオンとオフを極めるディニエル。
務のピンチに神業射撃で大活躍!
最後もストリームアローで決めた!!
マウントゴーレム戦のMVPはディニエルー!!!


> No.136
> (大丈夫そうだな)
> 努はダリルの様子を見て手にしていた拡声器をマジックバッグに仕舞う
>

あれだけダリルの緊張というかメンタルの弱さを描いておきながら、
マウントゴーレム開始で突如「大丈夫そう」とか、スゲー違和感あったから。
それをここで回収するとは!イイ!!


> No.137
> ディニエルは地表のあちこちに氷矢を射って足場を確保し
>

ここで確保した足場が、終盤戦でのハンナ蘇生と装備をする「足場」につながってるとは、
想像すらしなかった! ディニエル(とツトム?)の先読み作戦勝ち、すげーwww
後の反省会で「足場もよかった」とちゃんと言及してくれているも良かった♪

このボス・マウントゴーレム戦を、
クラン毎に異なる突破の仕方をしてるのがいいなー。

> No.137
> この範囲攻撃には他のクランも手を焼いていて、
> アルドレットクロウは対策装備を作って瀕死になりながら何とか潜り抜け、
> シルバービーストはロレーナが兎人の特性で足が速いため、範囲攻撃から離脱して
> ヘイト稼ぎを抑えて死んだ仲間を蘇生して凌いでいる。
>

突破3番手の「無限の輪」クランは、溶岩で誘爆初見殺しをコレまでの分析で回避して、
アルドレットクロウの氷魔石供給を生かしてのこれでもかってほどの氷属性攻撃。
いいねぇ♪


> ヒーラー三強から落ちるかも……

実は、意識してたのかよwww
そんなこと考えるとか、さりげなく余力あるな。
いい意味での、精神的な余力って意味で。
さすが廃人ヒーラーwww


> 努は今まで溜めてきたバリアを信じて直撃だけは避けようと動いた。
>

迷宮制覇隊らの不満「神のダンジョン組みは、『死』への緊張感が少ない」に対して、しっかり最後まで『生』にしがみつく務さん! また評価が上がりそうw

 

 

まとめると → 最高かよッ!
何十回ものストリームアローお疲れ、ディニエル!
くっそ!格好いいな!

さぁ、これの第三者視点を見てみたい!
神台から見ている方々(ガルム、エイミー、カミーユ)の心境やいかに!?
ステファニー、ロレーナ、ユニスも見てるかな?見てて欲しい!!
# んー、その後の観戦編によると、ユニスしか見てなかったのか。残念。

読んだ→「ライブダンジョン!」No.130 – ヒーラー交代 #narouN6970DF

読んだ→「ライブダンジョン!」No.130 – ヒーラー交代 #narouN6970DF
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> 隙を突かれてもう一体に蹴られようとしている彼女を見た努はすぐにヒールを飛ばす。
> そしてバルバラはマグマゴーレムの足で蹴り飛ばされた。
>
> 「ぐっ……あれ?」
>
> バルバラが蹴り飛ばされた瞬間にヒールが彼女の背中に当たり、打撲はすぐに癒える。
>

務の凄まじさの描写、イイ。こういうの好き。
先読み凄まじすwww


> ゲームではアタッカーとタンクもある程度経験しているため、
> 努は他の役割の者がヒーラーに何を求めているかを知っている。
>

これ、転生者(?)の務のもの凄いアドバンテージだよなー。
アタッカーがタンクを経験、くらいならありそうだけど(エイミー)
ヒーラーが他の役割を経験、ってまず無理な気がするんだけど。
実際のところ、どうなんだろう?

読んだ→「ライブダンジョン!」No.122 – 無限の輪火竜戦:反省会 #narouN6970DF

読んだ→「ライブダンジョン!」No.122 – 無限の輪火竜戦:反省会 #narouN6970DF
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> 「ディニエルは、言うことなしだね。自分から見て悪いところは見つからなかった」
> 「とーぜん」
>

ディニエルのこの自負、惚れるわー。
「当然のことを当然として行う」って、リアルじゃなかなかお目にかかれないから。
こういうのが読んでて楽しいんだよ!


>  火竜戦が中盤を過ぎた辺りからはハンナとアーミラがスタミナ切れで崩れ始め、
> ダリルに負担がかかり厳しい場面が何度もあった。
> その際にディニエルは自身に火竜のヘイトを向けさせて擬似避けタンクもこなし、
> 三人を支えていた。
> それは何百回も火竜に挑み動作や癖を知り尽くしている彼女だからこそ出来ることだ。
>

ボス戦になって発揮されるディニエルの真価。
まぁコレまでにも片鱗は見えていたけど(アーミラとのタイムアタックとか)。
ここで、擬似避けタンクっすかw
おそらくは出来ているのは、コノ時点でハンナだけだろうから、
え、見よう見まねで2人目の立場にイン? 優秀過ぎるだろ、ディニエル!

 

「ハンナはサボるのが下手。私を見習うといい」に、うぎぎぎぃ、と
何も言い返せないハンナも良い。ちゃんと分かってる。
分かってるのと感情は別。別だけど感情に身を任せない。イイ。

読んだ→「ライブダンジョン!」No.121 – 無限の輪火竜戦:狂犬の観戦#narouN6970DF

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> (やはり、面白いな)
>
> 自分とは違う種類のタンクの活躍にガルムは思わず口元が緩む。
> 全ての攻撃を避けるタンクというのは面白い。
> それに他のタンクと比べてモンスターに強烈な攻撃もしているので、
> かなり優勢に戦闘を続けることが出来るだろう。
> あれだけ見れば完全にダリルの上位互換に見える。
>
> (しかし、被弾した時が問題だろうな。
>  あのような軽装で、VITも高くはない拳闘士。間違いなく死は避けられんだろう)
>
> だがその立ち回りには大きいリスクがある。
> 下手な者があのような立ち回りをすればすぐに死んで役に立たないだろう。

自身のスタイルとは全く異なるハンナの「避けタンク」スタイルに対して、
ガルムが「面白いな」ってプラス評価をしているのが、気持ちよいねぇ。
これぞ「出来る人」。

避けタンクの強みと弱みを分かった上で、ってのがクールだ。
物事は適材低所。お互いに得意分野を受け持つのが良いのだ。

こういう、「出来る人」の第三者視点もあるのが、この小説の好きなところの一つ♪

読んだ→「ライブダンジョン!」No.106 – 森のエルフ、ディニエル #narouN6970DF

読んだ→「ライブダンジョン!」No.106 – 森のエルフ、ディニエル #narouN6970DF
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> アタッカーに関してはとにかくモンスターを多く倒せば観衆たちに
> 凄いということは伝わるためわかりやすい。なのでユニークスキルという
> 観衆の目から見て派手なものを持っている者に人気が出る傾向がある。
> そして蘇生の時まで戦闘に参加せずに隠れ、味方を蘇生させたら
> すぐ死ぬヒーラーの役割は観衆から見てわかりづらかった。
>
> だが最近のアルドレットクロウはタンクやヒーラーが活躍することが多い。
> モンスターの強烈な攻撃をいくら受けても倒れないタンク。
> 二、三人死んで絶望的なPT状況をひっくり返すヒーラー。
> そういった観衆から見てわかりやすい成果をアルドレットクロウは出してきたため、
> こうした個人に対する人気が出てきているのだ。
>

いいね!
幸せの総量が増える方向への変化が描かれるのって好きだ。
フィクションこそ、この優しさがほしい。

ただ、、、ヒーラーの人気背景が「絶望的なPT状況をひっくり返す」
場面ってのが、分かりやすさとドラマチックの観点からは納得だし、
現実味からしてもそうなのだが、、、
、、、そこじゃねーだろ!、ソノ前段階の底上げと仕込みこそ真価だろ!
って思ってしまった私(これは、小説への感想、じゃないね^^;)

 

 

読んだ→「ライブダンジョン!」成長のモニター映像 #narouN6970DF

読んだ→「ライブダンジョン!」No.077 – 成長のモニター映像 #narouN6970DF
http://ncode.syosetu.com/n6970df/77/

ふと記憶に残って、あとからジワジワきたので、話数が前後するけどこれを取り上げる。


> 「開幕の飛びつきについては私が対応するけど、皆も一応注意しておいてね。
>  あとは召喚獣で釣ってあの円からあいつを出させる。その後は出たとこ勝負だね。
>  そんな感じで大丈夫かな?」
> 「そうですわね……タンクのお二人は出来るだけマグマに落とされないようにして下さい。
>  それと溶岩弾を吐いてくるので、自分の後ろに味方を入れないよう立ち位置を
>  意識して下さると助かります。勿論こちらでも意識しますので」
> 「了解した」
>
>  ステファニーの言葉にビットマンとタンクの女性は頷く。
>  ルークはステファニーが堂々とタンク二人に意見しているところを驚いたように見ていた。
>  以前の彼女はPTメンバーに劣等感のようなものを感じていて、
>  意見は求められない限り言わないような者であったからだ。
>
> 「ステファニー。随分と変わったね? それに雰囲気も」

このやりとりが、後からジワジワ来た。また読みたくなった
変化して、それを周囲がプラスの意味で認める、
ってのが私は好きなようだ。

・・・もっと語りたいんだけど、表現が出てこないのが至極残念。


> 残念そうにため息をつきながらギルドの円卓に座った。
> するとソーヴァはがばっと頭を下げた。
> 「すまん。俺のせいだ。まるで攻撃が通らなかった」
>

ソーヴァさん、良いなー。
主張は強いけど、それに付随する自分果たすべき役割もちゃんと
理解していて、達成できなければ素直に謝る。
こういうキャラは嫌いじゃない。


>  しばらく考え込んでいたステファニーはふと顔を上げると
>  自分に視線が集中していることに気づき、驚いたように肩を跳ね上げた。
>
> 「な、なんですの?」
> 「いや、ステファニー凄いなって。特に私とソーヴァが死んだ時さ、
>  正直もう終わったなと思ってたんだよね。でもあそこから戦いになってたし、いや凄いよ」
> 「それは……ありがとうございます」
> 「ステファニー、素晴らしい判断と指示でした。おかげで私も迷わずに済んだ」
> 「……ちっ。今回は認めてやる。だが調子に乗るなよ。
>  次は上手くいかないことも考えられるからな」
> 「ステファニーさん凄い!」
>
>  PTメンバーからベタ褒めされたステファニーは戸惑って謙遜の
>  言葉が出そうになったが、彼女はそれをぐっと飲み込んだ。
>
> 「ありがとうございます。さ、話し合いを続けましょうか」

そして、話の最後を、ステファニーの変化の描写で締める。
「謙遜の言葉を飲み込んだ」って下りがいいなあ。
いいなぁ、素敵だな、以外の表現が出てこないのが残念でもどかしいので、
大目の引用でゴメンね。
元の小説の素敵さを伝えたくて、ね。