GTDの「Inboxの処理について」2017年秋版

GTDの「Inboxの処理」の最近のメモ。
こうすると「上手く行った」時のメモ。迷ったり、やり方忘れたら、これを見る(※実際の作業内容は後半。前半は前提とするツールと構造)。
去年の11月の更新版。1年ほど運用する中で「なんか違う」と思ったところの更新。

Evernoteには、以下のノートブックを準備してある前提で。

  • Inbox(スタック/ノートブック、どちらでもいい )
    • とりあえずココに入れる。一日に一度、後述の「それは何?」で処理する。
  • Project (スタック)
    • NextAction (ノートブック)
      • Actionをノート単位で入れる。「生活を維持する、ためのAction」としての、これも(恒常的)「Project」。
    • プロジェクト単位でノートブックを作成。
      • ここには直接は入れず、NextActionからの抽出とする(後述)。
      • Pj完了したら、タグ付けて「Pj.済.~」で、完了済みのノートブックへ。
  • ルーチンとテンプレート(スタック/ノートブック、どちらでもいい )
    • こういう手順を書いたノートを格納
  • Pending(スタック/ノートブック、どちらでもいい )
    • やりたい、気になる、んだけど「重要ではない」ので手を付けるのを見合わせたやつら(諦めた)。
    • ここに直接入れず、「NextAction」からの振り分けで入れる。
  • ログ
    • 完了済みの作業ログ。
    • 終わったプロジェクトなどもここへ移動。
  • 資料

他に、Google カレンダー/KeepとOneNoteを使う。

  • カレンダーは、リマインダーと「確保できる時間」の見える化が目的。
    • Evernoteのリマインダーは「隔日のルーチン」向き。
    • 通常の「リマインダー(作業時間の予約)」目的には、やっぱりGoogleカレンダーが向く。
  • Keepは、「書きたい」のラベルを作成しておく。⇒ブログその他の欠片としてマーク。
    • Evernoteだと、階層構造なので忘れる。
    • Keepは階層が無いので埋もれるが、埋もれたらそれまでの事柄だった、ってこと。
  • OneNoteは、Evernoeの「Pending」ノートブックから「エクスポート」していれる。
    • アーカイブ的な位置づけ(お試し中)。

 

※仮に、2分で1つテキパキ処理しても、30個あったら1hかかる。
 そのつもりで臨むこと。あと、「判断」ってエネルギー食うので覚悟のこと。

「それは何?」

  • ブログに書きたいこと。※これは直ぐには無理(2分で書けるものはない )。
    • ⇒後は書くだけ!⇒15分で書き上げる!つもりで、Evernote「NextAction」へストックする。
    • ⇒書きたいけど、ネタ考察&調査から⇒Google Keepへ、「書きたい」ラベルをつけて。
      • ※このレベルだと、そのまま「忘れる」ことも多いいだろうから。
  • 読んでからリツイートしたいこと⇒15分程度でやる!つもりでEvernote「NextActcion」へストックする。
  • これ、~日までに片付けないと困る。
    • 具体的なアクションがある。⇒日程とメモをGoogleカレンダーに入れる。
      • アクションの量が4つ以上なら、Evernoteの「NextAction」にノート作成して、ToDoチェックリスト化。
      • そのノートへのリンクをGoogleカレンダーのメモに入れる。
    • 具体化できてない⇒15分で「困る理由は?」の観点で具体化する、を期限を定めて(2分で)、Evernoteの「NextAction」へ。
  • これ、【今は】明確な期限が無いけど、【なんらか】の対処をすべき。
    • 具体的なアクションがある。⇒暫定、 で日程を仮置きしてGoogleカレンダーへ(上同)。
    • 行動が具体的にイメージ付かない。⇒15分で「対処すべき、の根拠精査や条件付けなどする 」を、Evernoteの「NextAction」へ入れる。
  • これ、やりたい!
    • 取り組む時間がある⇒Googleカレンダーに入れる。直ぐやれるなら、やる。
    • 取り組む時間が無い⇒Evernote「NextAction」へ「時間を確保する」として入れる。
      • あとで「Action」として、再考、時間捻出、諦め、などを行う。
  • 気になった記事
    • 直ぐ読める⇒2分で読め!
    • 読んだけど、未だ気になる。⇒2分でEvernoteの「資料」ノートブックへクリップする
    • 今は時間ない⇒2分でEvernote「読み待ち」ノートブックへクリップする
  • 関連する日時で思い出したい⇒Googleカレンダーへ暫定で日時決めて入れろ。
  • しばしの行動指針としたい。けど忘れそう。⇒Google Keepへ入れろ。
  • 読みたい資料
    • 直ぐ読める⇒2分で読め!
    • 今は時間が無い⇒Evernote「読み待ち」ノートブックへ移動
  • 誰かへ伝えたい
    • 具合的に相手と、日時がある⇒Googleカレンダーへ暫定で日時決めて入れろ。
    • 具体的な相手がイメージ沸かない。⇒Google Keepへメモ。⇒沸いたらGoogleカレンダーへ暫定で日時決めて入れろ。
  • あれ?意図が読み取れない?なんだこれ?なんだっけ?⇒縁が無かった思って忘れろ。削除!
  • 今は要らないんだけど、時々思い出したい。⇒Google Keepへメモ。

 

作業としては以上。
以下は備考。留意事項。

  • 「Inboxの処理=これは何?」の段階では、「これはProject」って分類するものは無い
    って事が、留意したい重要なポイント。

    • 下手に最初から「Project」って分類すると、そのまま忘れて手が付かなくなる。
      そもそも最初の段階での見積もりなんて当てにならない。
    • ある程度NextActionノートブックで揉んでからじゃないと、Projectの視点でノートブックに分けて管理するのはダメ。
  • Projectは、NextActionのノートブックに、『関連するノートブックが増えてきた』ら、「Pjノートブック」を作成してそちらにまとめる。そのころには「自然に、それに日々取り組むようになっている」ので、分類して管理して良い。
    • それから、Projectとして同時進行できるのは5本くらいな実感。
    • それ以上増えたら「同時進行は無理!」として、諦める仕組みにする。
  • NextActionのノートブックに入ってきた、単発で終わる作業をやる、のも「日々のProject」
    • 強いて名づけるならば、「生活を維持するProject」。これが最初から1本存在してる、のを忘れちゃいけない。
  • 基本的な方針は以下。
    • 既知の分類に入る(ストック先が既存)+検索したい→Evernote
    • 分類先が無い新規(ストック先に迷い)+検索したい→Keep
    • 検索はたぶんしない+行き先迷い→OneNote

 

 

EvernoteのWindows PC 向けクライアントの動作が重い時の対処方法(v6.5~)

Evernote for Windows クライアントの動作が重いときの対処方法。
当方の環境(ノート数7000オーバー、データサイズ4GB弱)では、
以下の手順を実行したら劇的に早くなった♪ フリーズ知らずー。

ざっくり言うと
オンデマンド同期にして、ローカルファイルを再作成する」。

具体的な手順は以下。

  1. 「オプション>オンデマンド同期を有効化」にチェックを入れる(※1)。
  2. Evernoteを完全終了する。クリップ機能も含めて。
  3. Evernoteの既存のローカルファイル格納先フォルダをリネームする(※2)。
  4. Evernoteのローカルファイル格納先フォルダを、元の名前で空フォルダとして作成する(※3)。
  5. Evernoteを起動して、同期する。
  6. (後日、動作に問題なければ、リネームした元フォルダは不要なので削除する)

 

上記の操作をすることで、それまで1時間に数回フリーズしててイライラしてたEvernote for Windows クライアントが、まったくフリーズしなくなった♪ 検索もサクサクー♪

理屈を考えると、要する「ローカルでのファイルアクセスは必要最低限」として「(パワーのある)サーバー側で可能な限り処理を行う」って話。
ネットワークの帯域と安定性さえ確保できれば、これは銀の弾丸の予感ー♪

 

※1:Windows向けクライアントVer.6.5から利用可能なオプション。Android App版と似た同期動作になる。
※2:既存のローカルフォルダは「オプション>全般>Evernote ローカルフォルダ」で確認できます。
※3:この辺りの高速化テクニックは、「これがEvernote究極の軽量化か?」を参照のこと。そちらのサイト(2012年時点の記事)にある「データベースの再構築」に、2016年?に実装された「オンデマンド同期」を組み合わせたのが今回の手法。

 

 

EvernoteとOneNoteとGoogleKeepの比較

ここ1~2週間ほど Evernote と OneNote とGoogle Keep を同程度の割合で使っている。
それぞれのコンセプトが異なるのは理解したうえで、感じたこと。

  1. Evernoteの軽快さと分類のしやすさ素敵!
  2. Google Keepは動作応答が信用ならん。操作をシレっと無視するな!
  3. OneNoteは重い。。。orz

Evernoteは、ノートが7000超えたあたりでWindowsアプリの動作が重くなり始めて、
「重いー」って不満を抱えてたのだが、それでも「他と比べたら早い!」と分かった。
もちろん、単純な「動作の軽さ」具合で言ったらGoogle Keepが一番。
動作自体は一番軽いのだが、、、操作に対する応答がイマイチなのよなぁ。
Keepでは、ときおり『操作』が無視されるが大変不満。┐(-ε-)┌
書いたはずのノートが無かったことにされたり、
応答待ちしてたはずなのにエラー通知すらなく操作そのものが無かったことにされたり。
そんなわけで、信用ならん。

この辺りの「ユーザーによる操作への応答」の信頼感は Evernote が一番だと改めて感じた。
安心して預けられる。
OneNoteは、、、とにかく「重い」。
同期が遅い。複数端末で使ってるとイライラする。
なお、Evernoteほどじゃないけど「整理」は出来る。
「Evernoteとは別に、少しだけ整理して補完したい、書き散らしのメモ」って位置づけはアリかなぁ?
「フリーハンドで描画できる!」って辺りがむしろ強み?
ただ、とにかく動作が重くてなぁ。。。┐(´ー`)┌
「整理できる」ところはKeepより強み。でも、Keepにソコは求めんわw

 

 

1万超えて動作が重くなったEvernoteのノート数を削減

Evernoteさん、ノート数が1万を超えると動作的にNGっぽい。
頻繁にフリーズするようになって駄目(×_×)。

ノート数6000くらいまでなら「データベースの最適化」、
それでも駄目なときは「再構築(データファイルをいったん削除して再ダウンロード)」でどうにかなる。
でも、ノート数が1万を超えるとさすがにどうにもならないようだ。┐(´ー`)┌

 

というわけで、ノートブックのダイエットを敢行。
ノートブック毎に以下のルールで実施。

  1. ノート数が100個を越えているか?
    →超えていれば、次の2.-4.のルールを適用。
  2. 「2年以上前(~2014年)のノートは要らないよね?」で外部ファイル enex ファイルへエクスポート。
  3. その後にエクスポート済みノートをノートブックから削除。
  4. ノートブックは「2015年以降」を名称に付加。
    →「以前の削除したよ(外部ファイルへ移動してあるよ)」と気づけるように。

外部ファイルへ出力する際には、以下は例外とした。

  • 「いやー、このノートブックは古いのも含めて検索する可能性が・・・」と悩んだら外部出力&削除は見送る。
  • 「(過去に検索して拾ったことことを示すマイルールの)タグが付いているノート」は外部出力&削除から除外。

 

以上の作業を繰り返したところ、2hほどで4000ノート近くを削減できた。無事にノート数6000台へ♪
おぉ、動作軽くなった♪ ときおり未だフリーズはするものの、数秒で復帰する程度に収まって、さほど気にならなくなった。
なにより、F6キ→検索ボックスでの入力中の検索がさくさく動くのイイ\(^▽^)/

 

 

【参考にしたサイト様】
○Evernote の不要なノートは .enex に変換してバックアップが吉。10万ノート超えも可能
http://bamka.info/evernote_unnecessary-note

○Evernoteが重い・頻繁にフリーズする…というときの対処法
http://tonari-it.com/evernote-freeze/

○[EvernoteのPCクライアントの動作が重い時の対処法 – NAVER まとめ]
http://matome.naver.jp/odai/2137905577536610901