読んだ→「聞こえる声【BLAME!】」by「乍」[pixiv]

読んだ→「聞こえる声【BLAME!】」by「乍」[pixiv]
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「あの場面での○○の行動は、××といつ背景があったからか!」
って理由付けされるのが読んでいて楽しい!、な二次小説がこれ~。

何故に子ども達まで、自動工場行きに参戦したのか?
シボさんの「人手は多い方がいいわね」の意図とは?
その辺が示されて(作者様いわく捏造w)、読むとスッキリ出来ますよー♪

特に、シボさんの台詞「途中で私を置いていったりしないわよね?」
に違和感を抱いた人はぜひ読めー!必読☆

 


> 『ザザッ……動け……ブッ……けない……のザザッ』
>

原作リスペクトな台詞♪
そして、その前に
「銃を構えた理由→相手が正気で無い可能性を考慮」
してるの、イイ。
そんなに気にはならなかったけど、劇場版で
「何故に最初は銃を構えて、
そのあと直ぐに銃を下ろして瓦礫どけ、の行動を起こした?」
って小さな違和感は抱いてたから。


> 霧亥の網膜には、【接続不良】の文字が躍る。
> (中略)
> つまり、コイツは正常だ。霧亥はそう結論付けた。
> 接続不良さえ解消してやれば、何らかの情報を聞き出せるかもしれない
>

んー、個人的嗜好の問題なのだけど、この場面は
「【接続不良】の文字が躍る。・・・(略)・・・そして【スリープモード】の文字。
つまり、(略)スリープモードを解除してさえやれば、(略)。
本来は、ここに人が踏み込んだ時点でスリープ解除されるのだろうが、
接触不良で、スリープモードのままのようだ。何か刺激を与えれば・・・」
とか妄想してたなぁ。
なので「信じ難い荒療治」で叩きつけた、、、ってイメージは無かった。
あくまでも「ちょっと刺激を与えた、スイッチをONにするために」ってだけ。
・・・ただ霧亥さんはなにぶん加減が利かない人のでw


> 有益とは言い難いけれど、無益でもない情報を。
>

あそこの「あぁ」での しかめっ面?が少し気になっていたのだけれど、
なるほど、こういう解釈あるのね。


> 「……あら、バレてたのね」
>

シボさん生き生きしてる♪
劇場版の長さの都合でカットされただろう場面で(ぉ)、
やっぱり接続(と書いて、「ぶんせき」と読む)しようとしてたかー。
どこのmoriだw


> 「霧亥にも私にも、他者との円滑な情報交換の為の端子があるってことよ。
>  ついでに貴方の情報も読み取りたかったんだけど、
>  案外と警戒心が強いのね」
> 「…………」
>

円滑な情報交換の為、に貴方の情報を読み取るw
物は言いようだな、オイww
さすがはマッドサイエンティスト、シボ姉さんwww

さっきの、バレたのね、と合わせて、
こういう「このキャラなら言いそうw」って二次小説、
物足りない物語を補完してくれるので、素敵だ♪


> 「彼らは、自分で行くと決めた」
> 「?」
> 「お前の為じゃない」
> シボが電基漁師たちを利用しようとしていると言うのなら、
> それは向こうも同じことのはずだ。
> 偽装端末を作る為に自動工場へ向かう彼女に同行し、
> あわよくば食料も作って貰おうと考えている。
>

まさかの霧亥さんからのフォローw
でも、確かにその通りなんだよね。
「なんでも作ってあげるから」で餌にしてる感が強いけど、
確かに give and take なんだよね。
電基漁師たちからすれば「食料が十分に手に入る」のであれば、
犠牲者を出すリスクを取る価値がある事柄なんだよねー。
実際、これまでにも新しい狩場を求めて、、、だったわけだから。。


> 『一つは、電基漁師たちの食料。一つは、偽装端末。
>  そしてもう一つは……私の新しい体』
> 「…………」
>

実は、霧亥とシボさんは内緒話してた!
いいねぇ、こういう原作(劇場版)を膨らましてくれる二次小説は♪
シボさんは「あらゆる電磁効果を知覚できる」くらい多数の感覚器を
持ってたはずだから会話のチャンネルも多いはずで、
電基漁師とは異なるチャンネルで話すのは自然~。
そして、原作の「あらゆる電磁波を知覚~」を彷彿とさせてくれてニヤニヤ♪


> セーフガードに襲われる危険を冒してまで、
> 彼女の新しい体が生成されるのを待ってやる必要はないのである。
>

あぁ、この背景を持って
「ねぇ霧亥……貴方まさか、途中で私を置いて
(偽装端末だけ持って)いったりしないわよね」
なのか!
こういう解釈は思いつかなかったなー。(!o!)
あのセリフ、原作リスぺなのは分かってても、唐突過ぎてモヤってました。
こういう「きっとこういう背景だ!」って示してくれる二次小説、イイ♪


> 「塊都の町も、今はもうきっと無いわね」
>

このセリフを「主だったものを連れ出してしまったから」
と捉えるとはわなぁ。

「何としてでも都市を人間の手に取り戻す」
という
シボさんの隠れた狂気。
原作以上なんだろうなぁ、劇場版のシボさんのソレは。
それが、あの「ゆっくり感」や「大物感」につながってるのかも?


> 「この世界には、もう感染から逃れられる場所なんて、無いのかもしれない」
>

これって、原作終盤の「感染しない場所がある」へのリスペクトかな?w
「通常の空間では、生まれたその瞬間から感染してしまうので」の
裏返しのことだから。

 

この作品の最後のところで霧シボしてるんだけど、
「イイ♪」以上の感想を言語化出来てない。。。(>_<)
生成に時間かかりそうなので、とりあえずここまでで。

劇場版で「あれ?」ってモヤってたひとは皆、
これを読んですっきりすると良いよ!

 

 

 

 

 

蛇足だけど、最後に一言。
難しいんだろうなぁ、BLAME!の二次創作は。
この作家さんの他に見つけられてない。(・_・)

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