読んだ→「らすぼす魔女は前世の最萌を飼い殺す」No.040 呪いの天秤 #narouN1799DT

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後半のソニアの心情描写というか、その展開がイイ。


> さて、ヴィルはどんな顔をしているかしら。
> 予想はできてる。彼は私ほど物事を割り切れない。
>
> 振り向くと、やはりヴィルは沈痛な面持ちで俯いていた。
> 親友の危機には駆けつけたいし、初恋の女の子に頼られたら応えたい。
> そんな表情に見えた。
> そう……分かった。
>
> 「ヴィルに選ばせてあげる。私のそばに残るか、彼女たちと霊山に向かうか」
>
> 部屋にいた全員が驚きを表した。特にヴィルは信じられない様子で固まっている。
> 今までと言っていることが違うからびっくりした?
> 私も少し驚いている。幼稚なことをしようとしている自覚はあるわ。
> でももう止まれない。ごめんね。
>

きっと、後でソニアは「ごめんなさい」って心の底から
ヴィルに謝るんだろうなー、って思う。

こういう、人の気持ちを試すような行為には嫌悪感を持っていて欲しい。
でも自分の中の欲求や不安の裏返しの結果、「愚かと思いつつ、発露を止められない場面」
偶には、あると思う。

だから、「幼稚なことをしようとしている」と自覚しつつ、
すべきではない、思いつつ、、、って心理展開は、
不思議と好感を覚えた。

そして、そここまで執着されるヴィルは、
後から幸せを噛み締めればいいよ!

 

 

 

 

 

 

・・・ちな、これを書いている中で、続きが公開されてたのだが、
おおむね理解の方向性は合っていたようで、良かったー。
そこまで「ごめんなさい」と明確には無かったけれど、
「悪いとは思っているわ」との謝罪はあったし。
まぁ、その辺は表現方法の差でしかない、、、じゃないかな。

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