読んだ→「ライブダンジョン!」魔の力 #narouN6970DF

読んだ→「ライブダンジョン!」No.092 – 魔の力 #narouN6970DF

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>  努のほっぺたを指で突こうとしたカミーユは、まるで心臓を掴まれているかのような
> 感覚に襲われて身体をビクつかせた。そして彼女は急いで巨大隕石の方へ振り向く。
>

上手いなー、この急変の表し方。
直前までの「やったぜ!」楽観ムードのなかに、一人だけ「油断しないでください」と
警戒を続けている努の描写に続く、この流れ。
一気に惹きこまれるね。

8話くらい前の「スタンピード、開幕から」あたりから、少しずつ
アクセルを踏み始めた物語が一気に加速!

やっぱさー、物語での「溜め」って大切よねー。
それが無いと、どこか薄っぺらくて、飽きる。


>  魔石を媒体に魔法を行使する貴族だからこそわかる、
> 暴食龍の口に集まる膨大な魔力の塊。バーベンベルク家の長女と長男は息を飲み、
> 頭首は冷や汗を流した。
>
> 「周囲の障壁をかき集めろ! 全てだ! 私は新たに障壁を作り上げる!」
> 「は、はい!」
>

貴族たち3人が、(チートな前庭知識無しでわかる範囲の)暴食龍の危険な
前兆を正しく察知しているのがイイ!
有能じゃないか! 暴食龍の危険具合の強調にも成っているのがイイ!


> 「もうよい。下がれ」
> 「……私は、バーベンベルク家の、次期頭首です! 民を守れずして! 次期頭首は、名乗れない!」
>
>  既に限界を迎えている内臓が悲鳴を上げ、いつ気を失ってもおかしくない状況。だが長男はバーベンベルク家の誇りを胸に障壁を維持していた。
>

ここで、このセリフですよ!
読者の好感度を鷲掴みにする、これ!
読者のヘイト管理が完璧過ぎます、作者様www

繰り返し読みたい場面や!

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